Metaphoenix GmbH

精密CNC加工金属部品

OEMバイヤー向けのカスタム図面部品
厳しい公差に対応するCNC加工能力
CNC旋削・フライス加工および4軸マシン
欧州および北米へ販売

事例紹介

厳しい公差部品向けCNC加工事例集

難易度の高い公差、薄肉変形、鋳造ブランクに関する問題に対し、工程ルートの変更、治具計画、検査方針の決定などの具体例

事例01・精密鋳造合金鋼部品

φ40 mm、0 / -0.01 mmの公差不安定性の解決

鋳造合金鋼製部品が円筒研削後に不安定な状態となりました。チームは加工経路を斜めガイドCNC加工に変更し、その後、重要寸法について100%の検査を実施しました。
材料

合金鋼

ブランク

精密鋳造

仕上げ

無電解ニッケルめっき 8 µm ± 2 µm

事例02・薄肉炭素鋼製リング

変形と真円度の制御

外径260 mm、内径238 mmの薄肉リングにおいて、変形問題を解決し、短い生産期間内で要求される表面仕上げを実現するため、残留応力除去、適切なソフトクローおよび内部支持治具設計、さらにワンセットアップによる斜めガイドCNC加工を採用しました。
材料

炭素鋼

ブランク

継目なし鋼管

仕上げ

亜鉛黒色めっき 12 µm

これらの事例が示すもの

公差リスクが実際に存在する場合、設備選定が極めて重要です

ルート変更

安定した加工ルートは、当初の明らかな加工計画とは異なる場合があります。

治具戦略

適切なソフトクローおよび内部支持治具の設計は、最終的な幾何形状に直接影響を及ぼす可能性があります。

検査優先度

重要な寸法については、最終的な目視検査だけでなく、具体的な測定計画が必要です。

事例01の詳細

精密鋳造合金鋼部品:直径0 / -0.01 mmの管理

重要な問題は、部品が一度加工できるかどうかではなく、当初の研削工程によってばらつきが生じた後でも、生産全体を通じて直径が安定して維持できるかどうかでした。
課題
直径φ40mmは均一ではなく、円筒研削後に公差範囲から外れてしまいました。
工程決定
剛性と工程安定性を向上させるため、通常のCNC加工から斜めガイド/スラントレール式CNC加工へと置き換えられました。
品質対策
重要径部は100%検査が実施され、検査計画は最終的な外観のみならず、機能上の特性にも重点を置いています。
結果
見直された加工経路により、要求公差が安定し、生産コストが削減され、製造期間も短縮されました。

事例02の詳細

薄肉リングの加工:最終切削前の変形制御

薄肉リングは残留応力、クランプ力、偏心、円形度不良などに敏感です。実際の解決策としては、通常は個々の機械パラメータではなく、プロセスシステム全体の最適化が求められます。
応力緩和

原材料切断後および試験加工後の応力緩和処理により、仕上げ前の変位を低減します。

治具サポート

ソフトクランプと内部支持治具の設計により、クランプによる変形を防止します。

ワンセットアップ

スラントレール式CNC仕上げにより、治具の組み立て回数の削減と偏心リスクの低減が図られます。

表面仕上げ

仕上げ工程では、亜鉛黒色メッキ前の所定の表面状態を確保します。